イビデンと豊田自動織機は12日、両社が出資する半導体部品製造会社「ティーアイビーシー」(TIBC、愛知県大府市)を解散すると発表した。イビデンが7月1日に出資比率を現在の4割から6割に引き上げて子会社化し、12月に部品の供給を停止。来年1月に清算手続きに入る。従業員512人は、希望すればイビデンが雇用を継続する。
TIBCは98年にイビデンが4割、豊田自動織機が6割を出資して設立した。豊田自動織機の共和工場内で、イビデンから委託を受け、主にパソコンやサーバー向けの半導体部品を生産。イビデンが生産するパソコン向け半導体部品の約1割を作っている。近年はスマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット型端末向けに押され、パソコン向けの需要は落ち込み、11年3月期は売上高約127億円を計上したが、約1億円の営業赤字だったという。
イビデンは本社地区(岐阜県大垣市)に生産を集約し、コスト競争力の向上を目指す。【米川直己】
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